年末調整とは?
年末調整とは、1~12月で従業員に支給している給与などの所得にかかっている所得税を計算し、毎月従業員から預かっている所得税を差し引いた結果、不足しているものは徴収し、預り過ぎているものは従業員に払い戻すという、まさに所得税を「年末で調整する」ものです。
従業員の所得税を計算するわけなので、給与計算同様、非常に重要なものになってくるのは言わずもがなで、年末という世間一般的に忙しい時期に間違ってはいけない作業をしなければいけないという企業側、雇い主側にとってはハードな業務のひとつです。
年末調整で企業側が対応しなければならないこととは?
企業側が対応しなければならないことは、次のフローです。
①従業員に年末調整の説明を行う
②従業員に申告書類を作成して提出してもらう(扶養控除申告書、保険料控除申告書、基礎控除申告書)
③従業員から提出された申告書類を確認し、不明な点、不足しているものがあれば再度説明し、修正のうえ再提出してもらう
④従業員に支給している給与と、従業員から提出された申告書の扶養者控除、保険料控除、住宅ローン控除などの情報をもに、年末調整の計算を行う
⑤年末調整の結果、従業員の給与で源泉所得税の過不足分を調整する
⑥従業員の源泉徴収票を作成、配布
やらなければいけないことをフローとしてあげてみると、「年末調整」と一言でいえる業務でも、業務量は多く、時間がかかってしまいます。
年末調整が何かというところから従業員に解説する必要もあるので、実際の年末調整の計算を行うまでの時間が予想以上にかかってきますし、それは従業員が増えてくれば、その分時間がかかるということになります。
年末調整のやり方 自社か外注か?
やり方として、大きく2通りあります。年末の忙しいい時期に追われながらも、自社で行うパターンと、もうひとつは、重要な業務であるからこそ、外注にお願いするかです。
企業の経営者、個人事業主、または経理担当者は、やるべき業務がたくさんあります。
経営状態を安定や良好にしていくために、考えなければいけないこと、動かなければいけないことがたくさんあります。
時間は無限ではありません。
その中で、自身が何をしなければいけないか、外注した方が良い業務は何かを見極めて選択していく必要が常にあります。
まとめ
今、多くの企業の経営者、個人事業主から、年末調整代行サービスを求められています。
それは、年末調整が重要な業務であるけれども、外注にした方がメリットも大きくあるという現れだと思います。
やらなければいけないことが多くある年末だからこそ、「外注をする」という選択をした場合、どういったメリットがでてくるのかを検討してみる時期にきているのではないでしょうか。
年末調整を外注したいとお考えの方は、弊社が提供している年末調整代行サービスをご検討くださいませ。